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大腸ポリープに関連するライフスタイルとは?リスクを上げるものVS下げるもの!リサーチ結果は?

ずっときれいな腸でいるために出来ることがある!

はつみ顔管理栄養士 はつみ

大腸

大腸ポリープは、大腸内視鏡検査をして初めて見つかることが多いです。ある種のポリープは、大腸がんにその後なる可能性があるものだとわかっているので、小さければその場で切除してもらえます。

症状の有無は関係なく、大腸内視鏡検査は、40歳になったら一度受けてみると良いと言われます。大腸がんによる死亡は40歳から増え始め、50歳から急増し60歳台でピークになっているのが日本の現状だからです。検便の検査で異常がなくても、面倒でも、40歳を超えたら受けておくと良いです。

癌の総数での罹患数の1位は大腸がんです。(男女別に見ると男性は前立腺がん、女性は乳がんです。)癌の死亡数の順位で見ると、第2位が大腸がんです。(第1位は肺がんです)

自分の胃や腸の中を見られるのは、今の時代に生まれたからこそできるのです。ということで、私も毎年検査しています。ポリープはできやすい体質というのもあるようです。でも、生活でリスクファクターがあるからこそ、以前は日本人で珍しかった大腸がんがこんなに増えたのです。

大腸ポリープになりやすいライフスタイル!!
大腸ポリープのリスクファクターが何かということを、たくさんのリサーチ結果をまとめて分析したものがあるのでご紹介します。大腸がんのリスクはよく話題になっていますが、ポリープについて質問を受けて調べてみたら興味深い結果だったのです。生活全般の見直しに使ってください。

リスクを上げることが明らかだったのは(統計学上有意だったもの)


(リスク比):リスクを何倍にするかという数字

喫煙(2.47)
飲酒(1.33)

BMIが大:肥満(1.42)
高脂肪食(1.25)
畜肉の多食(1.23)

リスクを下げることが明らかだったのは

葉酸の摂取が多い(0.65)
非ステロイド性抗炎症薬(0.77)
アスピリン(0.81)

統計学上で意味のある差が見つからなかったのは

カルシウムの摂取が多い
食物繊維の摂取が多い
身体活動レベル
ホルモン補充療法
ビタミンD摂取量

緑の葉野菜

葉酸は何に多く含まれるの?

葉酸という名前の通り、濃い緑色の葉野菜に多いです。
大豆やソラマメなど豆類にも多いです。枝豆にも多いです。
果物にも多いです。

腸内細菌叢を整える腸活の為にも、野菜類や果物や豆類は大事です。日々の食生活に是非取り入れしょう。

葉酸は、妊婦に必要なだけでなく動脈硬化を防ぐためにも大事なビタミンです。心疾患や脳血管疾患は動脈硬化が関与している病気です。水溶性なので、大量の湯で長くゆでると流れ出てしまったり熱で壊れたりして減っていきます。アクの少ない野菜は蒸し料理や、汁物にそのまま入れて食べるなどすると効率よく摂取できます。野菜や果物や豆類を、日々食べるようにすることをまずは心がけるといいですね。

肥満は、様々な病気のリスクを上げてしまいます。リスクを下げるものに、抗炎症のための薬が入っていますね。その逆の現象が肥満だと起きるのですから、リスクを上げるのは納得できます。肥満は炎症の原因になってしまうことがわかっています。(←詳しくはこちらを参照)

ガン情報サービス 最新がん統計のまとめ 国立研究開発法人 国立がん研究センター

・Lesley Bailie et al. Lifestyle Risk Factors for Serrated Colorectal Polyps: A Systematic Review and Meta-analysis   Gastroenterology 2017 Jan; 152(1)

 

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