食費節約のために知っておきたいランキング!第一位は?
結論から言うと、カロリー当たりで計算すると、最も安い主食は米ではありません!
麺類でもパンでもありません!
えええ~じゃあ何なのでしょうか?
計算するまで、私も知らなかったことです。多分、多くの人がこの事実を知らないのでは?
食費がギリギリになってしまっている人は、是非、覚えておいてください。価格が高騰しても、他の主食よりは安いです。
子ども食堂などの経営に関わっている人にも是非知っておいてほしいです。給料前にいつも空腹を我慢しているのは、悲しいことですよね。次の収入の時に、とりあえず薄力粉をいくつかまとめ買いして備えてください。エンゲル係数だけでは、家の家計を把握できる時代ではないと思っていますが、やはり食費がギリギリだと感じる人達がたくさんいるのが今の日本の状況です。エンゲル係数が2014年から上昇したという報告があります。
次に安いのが米とスパゲッティです。パンやその他の麺類は高いです!
エネルギー必要量を確保することが栄養的には最も重要です。その次に重要なのは、たんぱく質です。その他の微量栄養素がそれに続きます。なので、カロリーだけでなく、たんぱく質も安価で栄養価が高いものを入れ込みやすい1品で満腹になるメニューを考えるといいわけです!限られた食費の中で、優先的に考えてください。その上で、食品群5つを入れるようにすると、栄養バランスが良くなっていきます。健康は、やはり大事です。
ということで、おススメする薄力粉を使ったものを2品紹介します!
①お好み焼き
卵は安いたんぱく質源の代表です。そしてビタミンC以外のビタミンをすべて含む高栄養食品でもあります。キャベツと卵を入れて薄力粉を混ぜたら生地は出来上がり。ネギもあったら入れると更に美味!主食と主菜と副菜がいっぺんに取れるお財布に優しい1食になります!
「お好み焼き」
材料:
薄力粉 150g
卵 2個
水 150ml
キャベツ 200g
1,全て混ぜて、油を敷いたフライパンで焼く
②すいとん
味噌仕立てでも醤油味でも好みの汁を作り、小麦粉に塩を一つまみ入れて水を加えて練った生地をつまんで入れて煮るだけ!薄くひっつまむようにすると早く火が通ります。そういうすいとんを「ひっつみ」というようです。こねた生地を30分ほど寝かせるとグルテンがより多く作られ、更にもちもちして美味しいです。たんぱく質源として安いのが豆腐製品です。油揚げは安い上、コクも出ます。何か野菜とキノコなどと一緒に煮て、すいとんの汁にしてください。
「ひっつみ(すいとん)」
材料:
ひっつみ用
小麦粉(薄力粉) 150g
塩 5g
水 80cc(加減して)
汁用
だし汁 4カップ
しょうゆ 大さじ1.5…味噌味でもよい
塩 小さじ1弱
油揚げ 小2枚
野菜 100g程度
(ごぼう、人参、きのこ、ネギなど)
1.
<ひっつみ>深めのボールに小麦粉と塩を入れて水を加え、耳たぶくらいの柔らかさにまとめよくこねた後、ぬれぶきんをかけて1~2時間位ねかせます。
2.
・ ごぼうは大きめのささがきにして水にはなし、アクぬきをします。
・ 人参はたんざく切りにします。
・ きのこはそれぞれ食べよい大きさにさきます。
・ 長葱は斜め切りに切ります。
3.
鍋にだし汁と具を入れて煮ます。
4.
ひっつみの生地を左手に持ち、右手を水につけながらうすく延ばして、食べやすい大きさにちぎって煮立っている3の鍋に入れます。
5.
ひっつみは煮えると浮きあがってきます。最後に長葱を加えて出来上がり。
※小麦粉の生地をひっつまむことからこの名前になった。すいとんは日本全国にある料理で、地方によって味噌仕立てや醤油仕立てなど味も違うし、生地も固かったりゆるかったりと様々。ひっつみのように薄くのばさないものが多い。