だしの効果!
世界に通じるようになった「うまみ」!
美味しい以上の素晴らしい朗報が入りました!
太ることをいつも心配している人の救世主!
どのうま味成分が良いのか、食品源なども見ていきましょう!
◆美味しさだけでなかった!!
だしの美味しさは、うま味の美味しさです!
昆布や野菜類に多く含まれるうま味は、アミノ酸系のグルタミン酸ナトリウムです。
日本の五味は、①甘味②塩味③酸味④苦味⑤うま味です。この5つ目のうま味が和食の大事な要素です。
グルタミン酸ナトリウムは、昆布だけでなく、トマト、きのこ、パルメザンチーズ、発酵食品などにも多く含まれています。
食事の前にグルタミン酸ナトリウムを入れたスープを飲むと、特に食べ過ぎがち、または肥満傾向のある女性において良い結果が見られたのです!食欲が抑えられ、食物摂取量が減る傾向があったのです。(1)
うま味を摂取をしたグループで見られた4つの良い変化
①食べすぎて体重増加につながる食行動の抑制
②ビュッフェスタイルの食事で飽和脂肪酸の摂取量が減少した
③食事中、皿と皿に視線が動く率が下がった
④食事選択をしている間、自己コントロールに関与する脳の部分(左の前頭前皮質)が活性化した
この実験で、うま味成分のグルタミン酸ナトリウムの摂取により、脳の中の動きも含めて、健康的な食事選択のための行動変容が可能であることが証明されました。その結果、体重増加を止めたい人にとって、うま味を使うことのメリットが明らかになったのです。
食欲が無くなるわけでなく、食べ過ぎがちな人の食行動が自然と抑えられるようになるというのが良いですよね!
野菜を先に食べて食後血糖値の急上昇を抑える!というのは多くの人がやっていますよね。乳製品などのたんぱく質や脂質があるものを、糖質源の穀類より先に食べるのもとても効果的です。汁物はしっかりだし成分を入れて、そこに豆腐や野菜を入れて作りましょう!すると、減量中の人や血糖値が気になる肥満傾向の人が、体重のコントロールがしやすいわけです!
減量中の人は、昆布でだしを取ってみましょう!だし昆布は使い慣れていない人には、ハードルが高いかもしれませんが、実は簡単です。スープ類にはだし昆布を水の時から入れて、そのままにして食べてもいいし、沸騰する直前に取り出してもいいです。
◆我が家の昆布の使い方♪
そのままにして食べるなら、小さく砕いておくといいですね。私は、だし昆布を買ってくると、しばらく口を開けてもっと乾燥させます。その後、ケガをしないようにタオル類を何重にもしてかぶせ、バリバリ踏みます。それをジップロックか、空き缶などに入れておいて少しずつ汁物に使っていくのです。バリバリに小さく砕いただし昆布を誰か売って欲しい!切り昆布はあるけれど「砕き昆布」は、まだ見つからないので…💦
昆布無添加だしの素も愛用しています。市販の多くのダシの素はしょっぱい!でも、下記に紹介した製品は塩もアミノ酸も無添加です。深く優しい味のこの無添加昆布だしの素は、いろいろな料理に優しいうま味を足してくれるので、忙しい人の救世主です!是非、使ってみてください。スティックタイプのを現在、使用しています!
もちろん、昆布茶でも良いのですが、優しいうま味が嬉しい無添加だしの味を一度知ると、こっちをどうしてもおすすめしたくなります!
下の写真は、昆布だしと乾燥野菜、乾燥わかめ、味噌を容器に入れてお弁当用に持って行った時のものです。「手作りインスタント味噌汁」です!
・乾燥野菜や乾燥わかめ
・昆布だしの素 小さじ1/3程度…白い粉みたいのです
・みそ 大さじ1
お椀や蓋のある丸いお弁当箱に入れ、お湯を注ぐだけ!
夜のうちにもうセットして冷蔵庫に入れておき、朝は持って行くだけ!
冷凍のおにぎり(←コチラを参照)も冷凍庫から取り出して、お弁当の用意にかかる朝の時間は1分で済みます!乾燥野菜からもだしが出ます。
↓↓この乾燥野菜の商品は、とても美味しいです!非常用の食品をローリングストックとして使っている最中なのですが、乾燥野菜は野菜を切る元気もない日にもおススメです!麺類にも使えます~♪
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(1)Greta Magerowski et al. Neurocognitive effects of umami: association with eating behavior and food choice. Neuropsychopharmacology March 2018