台湾の葱餅:葱油餅と葱抓餅の作り方を詳しく解説♪
葱油餅(ツォンヨウビン)だと思って食べていた&作っていたものは、「葱抓餅」:ツォンジュアビンだったと、今頃知りました!!
上海が起源だというのも調べているうちに知りました!
それでもまだ何かしら違うよ!と言われるかもしれないので、本場の方がもしもご覧になっていたら、真相を教えてくださいませ~~!
中国語はわからないのですが、youtubeで作り方を紹介している人はたくさんいらっしゃって、その様子を見て研究しました!ラードを大量に使う人も多い様子でしたが、植物油を使う人もいます。
台湾は素食人口(=ベジタリアン人口)も多く、健康的な食生活を選ぶ人が結構います。ラードは栄養的にも主義的にも受け入れられないので、ヘルシーなオイルにしております。
細めの緑の葱が手に入ったらすぐに作ってみてください。用意する材料は、小麦粉、葱、塩、油の4つだけなのです!水は必要ですが…。
あとは、生地を伸ばす綿棒があればすぐに作れます~~!
冷凍ものが売っているらしいですが、焼き立てが絶品なんですよ~~~♪
成形までした状態(焼く前)で冷凍が出来ることも試しました。
「冷凍したい時は、最後にぺったんこにする前に冷凍用の袋に入れて、袋の上から麺棒で伸ばすのです!」(と、素敵な台湾人のユーチューバーおばあちゃま(←クリックして成形法など見てみてください♪)が教えてくれました(☚と動画で、おっしゃったように思うのですが…他にも美味しそうなものをたくさん紹介しておられました!)
冷凍しておけるなら、食べたい時に冷凍庫から1枚だけ取り出して、サッとそのまま焼けばいい~~♬
朝食に食べることすら出来ます(^^)/
★葱抓餅(葱油餅にも)🥢
材料:3~4枚分
・薄力粉 2カップ(220g)…強力粉を半分程度混ぜても◎
・熱湯 1/2カップ(100ml)
・水 大さじ2(30ml)
・塩 調味用に4つまみ程度
・油 生地成型時に小匙4程度と焼き油の分…キャノーラ油やオリーブオイル使用を使用した
・小葱 細いものを5~6本程度
①ボールの中に薄力粉を入れ、熱湯を注ぎ入れて、菜箸などでグルグル混ぜる
②水を追加して混ぜ、手で触れる温度になっているのを確認してから、なめらかになるまでこねる。大き目のボールの中でこねても、まな板の上でこねても良い。
(いくらこねてもべとべとが続いてまとまらないなら薄力粉を少し足す。逆にカサカサなら水を少しずつ足す)
③乾かないようにラップするか濡れ布巾をかけるなどして、30分~1時間程度寝かす
④3~4つに切り分けてから、麺棒でなるべく薄く伸ばす(必要なら、軽く打ち粉をする)
⑤味付け用に塩をパラパラと全体にふってから、軽く麺棒を転がし塩を生地におしつける。
⑥油を真ん中に垂らし、折りたたむようにしながらスリスリと全体に油を伸ばす。その後、小口切りにした小葱を全体に散らす
⑦端からきっちりとまるめていき、ネギがこぼれないように端をつまんでとめる。全体を少しひっぱってから、ちぎれない程度にねじる。
⑧蚊取り線香のように端から渦巻き状にきっちりと丸めていった後、麺棒で上から押して伸ばして、ぺったんこにする
⑨やや多めの油を敷いたフライパンを中火に熱して、両面をこんがり数分ずつ焼く。これで終われば、葱油餅。
この後、ふわふわの層にしてパイ風にしたい場合は、フライ返しや木べらを両手に持って、横向きにくしゃくしゃとつぶし、たたく。そうすると、パイの様に層に分かれた軽い食感になる。→この工程があると葱抓餅。(想像より乱暴につぶしましょう!)
★このままでも素晴らしく美味しいです!卵やチーズ、漬物を挟んだりしても良い。豆板醤を入れた酢醤油などを付けてもGOOD!
成形だけ、やり方を覚えれば、簡単でしょう?
生地は発酵もさせないので、そのまま焼くと固くなりますが、油を適度に使い、層状にすることでやわらかくしています。パイを作る時と同じ要領ですね~~♪
★今までに紹介した台湾料理たち♪
使用したグッズやお勧めの本: 1冊目の本はベジタリアン母さんのページもあり!どれもアレンジが効くので、家庭料理の参考になる良本です! 粉料理専門書は2冊目のウー・ウェンさんの本がおススメ~♪本物の料理家です!(本の画像をクリックすると説明に飛びます)