野菜を無駄にしないように上手に保存しよう!
我が家のやり方伝授♪
レシピの前段階の野菜の保存法についてです~
「毎日、食材の買い物に行けない人も多くいますよね。私もそうです。基本的に1週間に1度、宅配で食材を注文しているシステムを使用しています。どうしても足りない分だけを、仕事帰りなどに買い足していますが、ほぼ1週間分を買い込んで生活しています。玉ねぎや人参と違って、傷みやすいものが多い葉野菜!毎日食べたい食材ですから、上手な保存法を知っておきましょう!」
生鮮食品の中でも、私が葉野菜を新鮮に保管する方法を紹介します。
①生えている時と同じ縦方向にしておく
特に芽の状態であるカイワレ大根、豆苗、アスパラガスは、縦にしておきましょう!長ネギ、スティック状のブロッコリーなどもこのルールで保管すると、野菜が無理やりに起き上がろうとしてエネルギーを消費しないので、新鮮さが保たれます。つまり、栄養価も落ちにくいです。いたみにくいです。
②小松菜やホウレン草
洗って、軽くゆでた状態で密閉容器などに入れて冷蔵庫に入れておく。4~5日保管が可能です。この状態までにしておくと、野菜料理が億劫じゃなくなるんです。野菜は洗って切って、、、というのが面倒に思う人が多いですよね。もう食べられる状態になっているのは、助かる!休日に下処理しておくことが多いです。
我が家では、短時間しかゆでないので、切ってから1分弱ゆでて保管しています。このままお浸しやサラダにプラスするも良し!3日以上たったら、煮浸しや炒め物や汁物に足すなど加熱料理に使います。
ほうれん草は、アクがあるのでゆでてから使う必要があります。だから、料理前にどっちにしろゆでるので、その手間を先にやっておく感じです。小松菜はゆでずに使えます。買ってから3~4日以内にすべて使い切ることがわかっているなら、乾燥しないようにビニール袋などに入れて保管しておけば大丈夫です。ほうれん草よりは、長く新鮮さが保たれる葉野菜です!
あまりにたくさんで5日以内には食べられない時には、かるくゆでたものをくっつかないようにジッパー付きの袋の中で広げて平らにして冷凍した方が、栄養素の損失は少ないでしょう。1か月程度は保管できます。
③水菜
土が、結構ついているんです。そのため、それをそのままにして保管すると、傷みやすい。
私は2種類の方法で保管しています。
(1)よく洗って、レタスなどと共にサラダとして食べるように、水切りした後、キッチンペーパーをひいた容器に入れておく。保管期間は、3日程度。ちょっとした付け合わせにしたり、どんどん使います。サラダの下準備のような感じですね。
(2)ジッパーの付いた袋に洗って切った水菜と共に昆布と塩と酢やポン酢を入れて浅漬けにする。このまま食べられます!保管期間は、やはり3日程度です。美味しいです!水菜は、関西ではよくお漬物に使っていますが、漬物にした時に香りがとても良い野菜です。
④ニラ
新聞紙などの紙にクルクルと包んで、折れないようにして冷蔵庫にしまいます。折れたところから腐っていくんです。
⑤チンゲンサイ
葉っぱの先から乾燥していくか、押されたところからいたみます。元気いっぱいのチンゲンサイが入手できた時は、ビニール袋にしっかり包んで縦にしてしまいましょう。5~7日間は、冷蔵庫にそのまま保管可能です。押されたりした物を買った時には、小松菜と同じ要領で、さっとゆでてから保管した方がいいです。
⑥パセリ
料理の仕上げにちょっとパセリのみじん切りを飾るという使い方以外に、スープ類に入れたり、しょっちゅう使いたい栄養価の高い野菜です。これは、基本的に買ってきてすぐに2つの方法で保管するようにします。まず、良く洗って水気を切ってから、3日以内に使う分は冷蔵。それ以降の分は冷凍します。冷凍パセリは1か月程度は保存可能です。
(1)キッチンペーパーを敷いた容器の中に入れて冷蔵庫へ
(2)ジッパー付きの袋に、キッチンペーパーを2~3枚と一緒に入れて、冷蔵庫に半日~1日程度置く。そうすると、水分がすべてペーパーに吸い取られるので、その湿気たペーパーを取り出して捨ててから、冷凍庫に入れる。すっかり凍ったころに取り出して、思いっきりつぶして粉々にする。それをパセリのみじん切りとして、使っています。この保存法は、小葱にも使えます!(つぶさず、切ってから同じ要領で)
写真を見ると軸も入ってるのがわかると思いますが、これはスープに使うと美味しい(以前紹介したポタージュなど)んです。スプーンも見えると思いますが、これは取り出す時に手でやると手にいっぱいくっついてしまうので、このスプーンで取り出しているんです。「入れっぱなしにしたら、楽だわ!」と思いついて、ずっとこのようにしております💦
⑦キャベツやレタス
芯をくりぬいて、濡らしたキッチンペーパーを入れておくと保管期間が延びます。もし、面倒なら、爪楊枝を芯に刺しておいてください。それでも、新鮮さが維持されやすいです。キャベツは10日~2週間程度、レタスは5日間程度は保管できます!
2日以内で食べる分は、洗ってキッチンペーパーを敷いた容器に入れておくとすぐにサラダに出来るので、食べやすいです。前述の水菜もあったら一緒に入れましょう。
⑧もやし
葉野菜、、、ではないけれど、安くて美味しいもやし!でも、もやしは、とにかく傷みやすい!買って来たらすぐに軽くゆでておきましょう。その方がずっと長持ちします!ゆでた状態で4~5日、ゆでなかったら2日程度しか良い状態で保存できません。
⑨ブロッコリー
最後に、これも葉野菜ではないけれど紹介しておきます。ブロッコリーは花のつぼみです。いたみやすいです。買って来たら、何に使うかわからなくても、ゆでてから使うことが多いので、軽くゆでてタッパーに入れておきましょう。その後、サラダ、炒め物、スープ類などに使ってみてください。5日程度、保管可能です。
アクの少ない野菜から、同じお湯の中でどんどんゆでて取り出す、を繰り返してこのようにして保管していることが多いです。忙しい日の夕飯に、気軽に野菜料理が作れる秘策とも言えるこの方法は、本当におすすめします。
最後にひとこと!家事は無理しないで楽する方法を探そう~♬
「食材の宅配システムは、私自身は長年お世話になっていて、生活の一部です。仕事をしながら、家族の分の食事を作るというより、食材を買い集めるだけでも大変な労働量です。野菜の下処理は、近い未来の自分を助ける作業です。でも、その準備をする余裕もない時があるでしょう。その下処理済なのが、カット野菜や冷凍野菜です。ちょっと割高でも、忙しい人はどんどん使ったら良いと思います。冷凍野菜は旬の時期に上手に冷凍してくれています。冷蔵庫の中でしおれた状態になっている野菜より、栄養素の残存量は多いでしょう。
半調理済みの食材の宅配など、いろいろなタイプのサービスがあります。それぞれ、無理ない範囲での自炊を目指してくださいね~!
私自身は、買い物の手間を省いたことで、ずいぶん楽になったタイプの人間です。家事にかける時間の男女差の去年の記事を見ても、まだまだひどい差のようです。玄関まで新鮮な食材(重いことが多い!)が届くって、嬉しいことですよ~~♬」