ベジ栄養学

アルコールのリスク:実証結果⇒少し飲んだ方が良いの⁈量は?利益VS害!

酒屋のイラスト

はつみ顔管理栄養士 はつみ

・お酒を少量飲む人の方が長生きする「フレンチパラドックス」は嘘なの?
・有名なJシェイプは何だったの?

お酒を飲む人(←私も)は、どの程度の量なら大丈夫か知りたいですよね。

最近の研究結果はどうだったのか、まとめて実証した内容を見ていきましょう!(参考資料)

アルコールの実証された影響

利益VS害について、長年議論とされています。アルコール産業がからむと、健康への害への認識を弱く見せるキャンペーンも行っていて、更に消費者は混乱します。

聞きたい内容ではない事は信じたくない!

というのは、私にも起きることですが、ここはヘルスケアに携わる人間として現在わかっていることをまとめました。

利益、害、量の3つについて理解しましょう。

<アルコールの利益>

・楽しい気分になる
・HDLコレステロール(善玉)を増やす

この2つ目の効果ですが、現在、HDLコレステロールの上昇が心臓病のリスク低下に効果なし!ということがわかってきています。遺伝的に高いコレステロール値の人がいますが、その人たちを対象にした研究結果でもわかったことです。
LDLコレステロール値(悪玉)を低くすることには、心臓病のリスクを下げる効果があります。

<アルコールの害>

心臓病のリスクを上げる
がんのリスクを上げる
常習性がある
肝硬変のリスクが上がる
認知症のリスクが上がる
糖尿病のリスクが上がる
高血圧のリスクが上がる
痛風のリスクが上がる

  ↓

死亡率が上がる

 

<量>
ゼロが一番リスクが低く、飲めば飲むほどリスクが上がります
(参考資料)

 🍺 🍶 🍷 🍺 🍶 🍷 🍺 🍶 🍷

この結果は、お酒を日々楽しむ人にとって悲しいものですね😢
これだけ多くの証明がされても、尚、効果があるという質の低い研究の結果を信じることは難しいですから。

現実を見るしかない!
これで、お酒とどう付き合うかを考えるのは個人の考え次第です。
私も考え直すきっかけとしております。

アルコールだけで命の長さと健康度が決まるわけではないにせよ、やはり考える必要はありあそうです。ブルーゾーンの人の習慣は、健康度を上げた長寿の秘訣でした。

バランス良く、いろいろ考えて人生設計したいですよね。

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1日1杯程度飲む人が長生きするという話に裏がある

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なぜ、少し飲んだ方が健康だと言う話が信じられ続けたのでしょうか?

その話には裏があるんです。

理由は主に2つ。

1つ目は、研究の質は以前はそれほど高くなかったということです。研究の種類にはいろいろあって、信頼度の高いものから低いものまであります。信頼度の低いものでは、入り込む他の影響因子が排除しきれていません。
その為、少しだけ飲んでいる(1日にグラス1杯程度)の人の方が死亡率が低い、肝硬変の人が少ないという結果が出たのです。
でも、よく考えてみると、たくさん飲んでいた人がグラス1杯しか飲めなくなった=具合が悪くなっていたという場合もありますよね?

そういう要素が入り込んだことが排除しきれていない研究が、アルコール産業やアルコール飲む人の間で出回ったのです。

現在、研究の種類は更に増え、誤差を減らす工夫が開発されました。その後、同じような研究を行って検証すると、アルコールを飲まない人が最も健康度が高いという結果になりました。

 

2つ目は、確証バイアスです。大丈夫って信じたい心理が働くからです。私たちは、信じたい物を信じる動物なんです。
見たい物だけ見て、信じたいものだけを信じる。事実より信じたい気持ちが優先する!誰しも経験があるのでは?
認知バイアスの一種で、人間がやりがちなことです。せめて、自分でこの罠に入り込んでないかどうか、振り返るようにしたいですよね。

まとめ

食事がプラントベースだろうが、肉食だろうが、何だろうが、1つの要因で健康管理できません。
運動だけやってたら、絶対元気!ということも無いです。
心のケアも大事。
総合的にどう生きるかがポイントです。

アルコールの健康への影響は悪いものばかり検証されましたが、人が楽しく集まることは本来良いことです。
のんびりとした時間を持つことも良いことです。

ただし、お酒そのものはマイナスが大きいという結果になりました。

勘違いした内容を信じて健康管理するのは、良くないことだと私は強く思うので、今後も痛い事実も含めていろいろ発信していきます。

はつみ

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