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ブルーゾーンとは?沖縄&世界の健康で長寿な地域に共通する9条件♪その習慣!

 

ブルーゾーン 沖縄にも共共通 長寿と健康の 9条件とは? (1)

ブルーゾーンの共通ルールを探る♪

はつみ顔管理栄養士 はつみ

◆ブルーゾーンとは?

世界中の中で「ブルーゾーン」と言われる場所があります。その一つが日本の沖縄です。いつか住んでみたいという願いを抱いている私にとって憧れの沖縄です。

ブルーゾーンとは、「健康で長生きする人が数多く住んでいる特別な地域」を指しています。

90歳代やら100歳代やら、長寿の人がたくさん暮らしている地域です。長寿と言うだけでなく、健康で長寿な人が多い地域があることに気づいたベルギーの人口学者ミシェル・プーランさんとイタリアの医師ジャンニ・ペスさんが、イタリアのサルデーニャ島のバルバギア地方に青色で印をつけたことに由来しています。

更に、2004年からアメリカ人のダン・ベットナーという研究者がナショナルジオグラフィックとチームを組んで更に調査を進めたのです。そして、サルデーニャ島以外に更に4つのブルーゾーンを発見したのです。その一つが沖縄だったのです。
シーサー沖縄以外の残りは、
・アメリカのカリフォルニア州のロマリンダ市
・ギリシャのイカリア島、
・コスタリカのニコヤ半島です。

このアメリカのロマリンダに1998年から留学していたのですが、確かに一般的なアメリカ人というイメージとは違うライフスタイルや食事の人が多い地域だったのです。この隣町に住んでいる人と縁あって、このロマリンダに行くことになったのですが、今更ながらその特別な縁を有難く思います。

ロマリンダ市は、SDA(Seventh day adventists)というキリスト教の一派の人が多く住むエリアでです。アメリカの平均寿命をロマリンダ市は10歳も上回っていたのです。週1日の安息日を守り、アルコールを避け、そしてベジタリアン・ヴィーガン人口がとても多い地域なんです。街中のレストランはどこもベジタリアンの人が食べられるメニューにマークを付けてくれていたし、ロマリンダ大学のカフェテリアはすべてベジタリアンメニューでした。大学内のスーパーマーケットもすべての食材が植物性食品でした。そんなところは世界中でそんなに見つからないと思います。「ベジタリアン天国」だと思って暮らしていました。その頃の日本は、ベジタリアンになっていた私を食べ物の好き嫌いをするわがままだと責める人なども結構いて、生きにくかったのです。多様性という価値観が重要視されるようになってきた今とは全然違いました。

パンデミックが収束しない間は無理ですが、ベジタリアンやプラントベースの食事に興味がある人は、是非行ってみて欲しいです。ベジタリアンがマイノリティーではなく、多数いるエリアに身を置いてみて欲しいです。いろいろと発見があるはずです。

Loma Linda, California - Wikipedia

カリフォルニア州ロマリンダ市

◆健康で長生きする人に共通した9条件とは?

調べると、遠く離れたこれらの地域には共通点がありました。もちろん、国も文化も違います。医療のレベルにも違いがあります。なのに、共通していたことは、どんなことなのでしょうか?

ただ長生きなのではなく、健康で長生きする条件が見つかったとも言えます!
健康寿命の延伸を日本政府が目標として掲げています。
ここに答えがあります!

この5つのエリアの人に共通していた9つのこと!

1,活動的であること!
毎日、日常的に体をよく動かしていることです。座っている時間が多い生活とは反対です。

2,生き甲斐があること!
翌日、起きたら何をしようという目的があることです。

3,ストレスが少ないこと!
ストレスを少なくするための習慣や活動が生活の中にあることも大事です。例えば、沖縄の人が集まってお茶をしておしゃべりする時間が良い例です。ロマリンダの人の場合、日々の祈りの時間は、とても重要なストレスを減らす活動です。

4,腹八分目で過食しない!
満腹になるまで毎日食べることが良くないことは誰でも知っているのに、出来ない人が多いですよね。食べすぎないコツというものがあります。ながら食べしたりせず、食事の時は食事に集中する!といった丁寧な食べ方もその一つです。(丁寧な食べ方:マインドフルネスについての記事を参考にしたい方はコチラ

5,野菜中心の食事(プラントベースの食事)を食べること!
肉や魚、乳製品は量的に少なく、主に植物性食品を食べる習慣があることは共通していました。豆、野菜と果物、精製度の低い穀類を食べる!これも共通でした!
プラントベースの食事は、抗酸化物質、抗炎症物質、食物繊維を多く含む食事です。カロリーオーバーにもなりにくく、腸内環境を整える食事でもあります。逆に肉中心の食事は、腸内の悪玉菌を増やす食事です。そして、動脈硬化を進める飽和脂肪酸の多い食事でもあります。特にヴィーガン食が生活習慣病予防のために有効であるという研究結果は多数発表されています。日本人の死因の約半数は生活習慣病が関連しています。習慣が原因なのは、残念なことです。防ぐことが可能ということですから。

6、適量のお酒を楽しんでいる!
これは賛否両論なのですが、ブルーゾーンの高齢者は赤ワインを適量飲む人が多かったのです。日本人の中でも沖縄の人は、お酒を分解する酵素活性の高い人の割合が多いので、遺伝子次第でもある話です。

7,健康的な習慣を促してくれる社会的なグループへの参加!
健康志向の高い仲間を持ち、一緒に過ごす時間を作ることは大事ですね。スポーツクラブでも趣味のスポーツでもいいと思います。

8,宗教活動に参加する!
孤独でいることは良くないという結果なのです。助け合い精神のあるコミュニティーに身を置くことのメリットは大きいようです。

9,家族との絆が深いこと!
これも8と同じ理由ですね。孤独でいることはデメリットが大きいのです。沖縄の人の家族の絆の強さは、よく聞かれるところです。

◆まとめ

最後にひとこと!

出来ることと、出来ないこと、すぐにはどうにもならないことが含まれていたはずです。私自身もいくつかは、自分に合いません。でも、取り入れられることはあるはずです。

みんな長生きしよう!って呼びかけたいわけではないのです。生きている間は元気でいるようにもらった体を大事にケアしよう!という呼びかけです。自分の身体は代わりに誰かにケアしてもらうというわけにはいかないんです。

日本人の健康寿命と寿命の差は、男性で10年弱、女性では12年以上です。
「好きなことをして好きなものを食べてさっさと死ぬんだからいい!」などという発言をする人が栄養相談で時々いるのですが、医療の進んでいる日本でそんなに簡単に死ねると思ったら大間違いです!健康寿命は長い方が、自分も周りもハッピーです。倒れてから後悔しても遅いのです。倒れた人がこんなことになるなら、もっと気を付けて生活したのになあ~という事を言うのを聞くのは嫌なんです。私がそういうことを言うようになるのはもっと嫌です。

ちなみに、ご存じの人も多いかもしれませんが、要介護になる人の理由の第一位は「認知症」です。要支援になる人の理由の第一位は「関節疾患」です。どちらも急に生じる体調の問題ではありません。新型コロナで検診に行っていない人や異常が出たのに放置している人が増えているとも聞きます。
「この世にいる間の乗り物である体は車ではないから乗り換え不可能!大事に使いましょう~~♪」新型コロナ感染後の重症化予防とも共通の対策にもなるので、楽しく美味しく健康管理しましょう!

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ナショナルジオグラフィックは私の好きな雑誌の1つです!


参考文献:
(1)ブルーゾーンズ bluezones.com

(2)長寿地域「ブルーゾーン」に学ぶ健康の秘訣 日経ビジネス2017.12.28

(3)The blue Zone Diet with Pr. Gary Kent and Brenda Davis- it is written Oceania 

 

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