朝食が大事なのは、みんな知っている!
朝食を食べた方が痩せやすいと言われます。
本当なの?
朝食欠食者の方が、1日のトータル摂取量は少ないことが多いんです。
昼食や夕食を多めに食べても、1日の総摂取エネルギー量を比較すると、明らかに少ない!
1食抜けば、その分少ないということ!(参考文献)
なら、朝食を食べない方が痩せるのでは???
でも、それは、良くないチョイスなんです💦
👉答えは、、、
痩せやすい習慣=サーカディアンリズムを利用することでした!
面白い研究結果が発表されています。(参考資料)
詳しく見ていきましょう!
★朝食欠食で太る理由1
・朝食を抜くと太るのか?
・太ってしまった人がその後、朝食を欠食しがちなのか?
鶏が先か、卵が先か?的な議論も起きました。
大量の論文を分析して統計解析をすると、朝食欠食と肥満の関係はあるのか??とういう疑問には大きな声で答えが言える結果になりました!(参考文献)
👉朝食欠食者の方が、明らかに肥満している人が多い!
朝食はヤセたい人にとって、最も大事な食事か??ということは明らかです。
朝食を食べる方が肥満しにくいんです!! これは疑問の余地なしです!
朝食を食べている人の生活を調べると、明らかに活動量が多いことがわかりました。特に午前中、何かと身体をこまめに動かしているのです。基礎代謝量などには明らかな差は見つからなかったのですが、この活動量の差ははっきりと認められたのです。(参考資料)
この結果は、周りの人を見ても納得です。
朝食を食べてこない人は、気だるそうにしている事が多く、なるべく動かないようにしている様子が見えます。
頭も体もよく動かない状態になっている状態で午前中をすごしているということです。
朝食欠食している子どもの成績が低いことは、多くのリサーチで明らかになっています。(参考資料)
★朝食欠食で太る理由2
活動量の差と、摂取カロリーの比較をすると、まだ100kcalほど説明がつかない分が残ったんです。
朝食を食べている人が動いている量が多いので消費カロリーが多い!
しかし、それでも、欠食者より多く摂取した分のエネルギー量をすべて消費していなかったんです。
たった100kcal/日と思うかもしれません。
でも、毎日それだけ違えば、1週間で700kcal。
1か月で3000kcalの差になります。
体脂肪1kgは、7000~7200kcal分のエネルギー蓄積量に匹敵しています。
つまり、朝食を食べる事により、月に0.5kg弱程度の体脂肪が増えていってもおかしくないということです!
え??
朝食を食べると痩せるって話なんじゃないの⁈⁈
という声が聞こえるようですね💦
そこで、わかったことは、サーカディアンリズム(概日リズム)により人間は昼間に活動して夜眠るように設計されています。そのため、代謝のレベルが1日を通してずっと同じではないということ!
その結果、朝食の摂取エネルギー量は、夕食の摂取エネルギー量と同じように考えない!というのです。(参考資料)
何時に食べるかによって違いが出るということ!
何を食べるかも大事だったが、いつ食べるかも大事だったんです!
★まとめ
時間栄養学という分野の研究が進んでいます。
体内のホルモンや消化液の分泌なども、1日の中にリズムがあります。そのリズムを狂わせる生活が肥満につながることも指摘されています。
光と食事は、サーカディアンリズムを整えるために大事です。
朝食は、リズムを整える上で、3食中最も大事な食事だと言うのが証明された結果でした!
朝食を含めて摂取カロリーが多くとも肥満しにくいというのは嬉しい報告でもあります。
1日を通して多く食べる分、多くの栄養素が摂取できるけれど、太りにくい朝食習慣!
欠食者が多い20代の人にも是非試してほしいです。
平日も、簡単に時短で朝食を用意して食べるようにしたいですね!
コチラの記事も参考にしてください!
充実した和食中心の朝食を5分で用意するために!日頃&前日の準備とは?とうもろこしご飯のレシピも公開!
続きを見る
セカンドミール効果とは❓血糖値&体重管理:朝食に何を食べるかが大事だった!おススメメは?
続きを見る
朝食にたんぱく質を20g以上摂れてる?作り置き&時短料理で◎♪肥満防止&筋肉を増やす♪含有量表あり!
続きを見る