【食欲無い時の食事】でも食べた方が良い場合⇒胃腸に優しく高栄養価のオートミール粥！

食欲無いが、食べた方が良いと思った時のメニュー♪

管理栄養士 はつみ

何が食欲が無い原因なのかにより、食べた方が良いか食べない方が良いかが違います。

胃腸病などになって、胃腸が受け付けない状態のときは水分補給だけして回復を待った方が良いでしょう。

でも、
・何かの拍子に食欲があまりない状態の時、

・理由が大体わかっていてそのうち解決するだろうとわかっている場合

こういう時は、少しは食べておこう～と思うのでは？
そんな時に、食べやすいゼリー飲料などを口にしている人がいるようですが、1日程度が限界では？

ということで、食べた方が良いけれど食欲がいまいち無いなあ～という時、身体が弱るのも困る！という時に私が食べているメニューをご紹介します。
（理由が全くわからないのに、ずっと食欲不振が続く時は受診してくださいね）

献立のポイントは３つ！

👉この条件を満たすとなると、ゼリー飲料ではないですね。
ゼリー飲料は、水分補給を中心にした方が良いほどの胃腸が弱った時には良いのですが、食事代わりにはなりませんから。

👉白粥に梅干しだけ！
も、弱っていく原因になります。病中病後に、少しずつ食べられるようになった時の食事には良いと思います。水分＆塩分＆エネルギー補給の最初の段階として、馴染みのある白粥や素うどんを食べる人は多いでしょう。そして、食欲が出てきたら栄養価の高い食品を食べたくなるでしょうから、問題ないのです。

👉👉でも、白粥や素うどんだけという食事は長期に続けると、たんぱく質、微量栄養素の不足による不調が現れ始めます。
　　特にビタミンB１が不足します。ジュースだけ飲んでいるのも、もちろん不足の原因に!!

ビタミンB1は、糖質のエネルギー代謝に関わる大事なビタミンであり、そして不足しやすいです。
ビタミンB1は、胃のぜん動を助ける働きもあり、不足すると食欲不振の原因になります。また、非常に疲れやすくダルくなります。白い米や砂糖などの糖分には、ビタミンB1は、ほとんど含まれません…。白粥だけを食べてビタミンB1不足になり、更に食欲不振、、、という悪循環に陥らないでください。

でも、オートミールなら、すぐれたβグルカンという水溶性食物繊維だけでなく、ビタミン類も多い 😆 !!
そして、出来上がるのが早い!!　
弱っている時に、短時間で出来ることも大事では？

腸が元気でないと、身体全体が元気にならないので、大腸細菌叢のバランスのことも考え、水溶性食物繊維もとれるメニューです。

私が食欲が無い時に食べたメニュー

 

「お腹を壊した時に、人参すりおろしスープが良いと以前、ご紹介しました。（詳しくはコチラ）
人参をすりおろして、オートミールに入れることで腸の状態もついでに整えるメニューになっています。少し油も受け付けるようなら、少量のアマニ油をたらして頂きます。炎症を抑えてくれるn‐3系の脂肪酸の摂取が出来るだけでなく、人参や緑の野菜のβカロテンの吸収率が、油によってぐんと上がります。」